作業療法学科の能登真一教授が編集・執筆,間宮靖幸助教が執筆した「QOLを高める 認知症リハビリテーションハンドブック」が出版されました.この書籍は,能登真一教授と言語聴覚学科の今村徹教授が編集し,間宮靖幸助教以外にも,作業療法学科の卒業生が執筆されています.
間宮靖幸助教からのコメント:
認知症は臨床現場では必ずと言っていいほど経験する症候群ですが,実際にどう対処すればよいか苦慮することがあります.進行性であり根本的な治療法がないことや,幻覚・妄想といった症状もみられ,認知症の患者様,そのご家族を見ると,様々な不安や苦労が伺えます.本書は症状の整理や,臨床における経験も取り入れて,認知症の患者様の症状やその生活への理解がしやすいよう作成いたしました.
本書は本学の作業療法学科 教授の能登真一先生,言語聴覚学科 教授の今村徹先生が執筆・編集されており,私以外にも実習でお世話になっている老人介護保険施設 尾山愛広苑の山倉宏美先生,本学科を卒業された4期生の橋本由美先生,5期生の宮北綾子先生と大柴奈津枝先生,6期生の石井麻衣先生も執筆されております.ぜひご覧ください.
今村徹,能登真一 編:QOLを高める 認知症リハビリテーションハンドブック.医学書院,2020.
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